憲法を市民の手に取り戻そう!9の日行動

         ~第37回~ 2017年 9月 9日

 憲法前文・9条・13条・25条が明示する !

 あなたの わたしの平和的生存権を !

<恐怖と欠乏から逃れ、

   平和な社会に生きる権利!>

<戦争の被害者にならない権利!>

<戦争の加害者にならない権利!>

<平和を求める良心!>

<信仰に基づいて平和を希求し、すべての人の

 幸福を追求し、そのために非戦・非暴力・

 平和主義に立って生きる権利!>

20110110_01[1].jpg  市民の皆さん、このように憲法では

<前文、9条、13条、25条>などで平和的生存権

が国民の権利として保障されているのです。

しかし、安倍自公政権は、安保法制違憲訴訟に

おいて「平和」という概念そのものが抽象的かつ

不明確であり、平和的生存権の具体的な権利内

容、根拠既定、主体、成立要件、法律効果が極

めて曖昧であり、具体的権利性を認められない

などと主張しております。

 8月25日の第2回口頭弁論では、原告の提訴に

至った理由・心情などの陳述に対して「審理内容

として具体的権利と関係ない。」などとその後の

陳述を阻止しようとの不当な発言を行いました。

原告弁護士の「どのように権利が具体的に侵害

されているのか関係ある。」との反論や裁判長の

訴訟指揮により一蹴されました。

 皆さん、2008年4月のイラク派遣訴訟名古屋高

裁判決は、次のように述べています。

 「平和的生存権はすべての基本的人権の基礎

にあり、単に憲法の基本的精神や理念を表明し

たにとどまらず、憲法上の法的な権利として認め

られるべきだ。」

さらに「裁判所に対し、その保護・救済を求める

法的強制措置の発動を請求できる具体的権利

性が肯定される場合がある。」として平和的生存

権の具体的権利性を認めた上で、「憲法9条に

違反する戦争の遂行や武力行使などで個人の

生命、自由が侵害される場合などには、裁判所

に対し違憲行為の差し止め請求や損害賠償請

求などにより救済を求めることができる場合が

ある。」として裁判による救済の途を認めている

のです。

 <このように裁判を通して明確になった

平和的生存権をみんなのものにしません

か!>

  憲法前文・9条・13条・25条を ! 

   平和的生存権を確立しよう ! 

 沖縄に連帯して、

  辺野古新基地建設を阻止しょう!

 

 

  市民の皆さん、

辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では

新基地建設に反対してり込む市民ら200人以

上を機動隊が強制排除して工事車両が50台、

60台と基地内に入っております。「N5護岸」予

定地付近では重機が根固め石材を投下し、

波打ち際から海にしております。

 県民の反対を無視し、珊瑚礁を破壊する工

事は直ちに中止すべきです。


???日本は国連人権理事国???

 その日本が人権国際基準を無視して良いので

しょうか!

  国連人権理事会が市民の抗議行動で許容され

る基準に定めたガイドライン

(1)長期的な座り込みや場所の占拠も「集会」

   に位置付ける

(2)座り込みなどによる交通の阻害は、救急車

  の通行といった基本的サービスや経済が深

  刻に阻害される場合以外は許容されなけれ

  ばならない

(3)集会参加者に対する撮影・録画行為は萎

  縮効果をもたらす

(4)力の行使は例外的でなければならない

(5)集会による渋滞や商業活動への損害も

  許容されなくてはならないのである。 

市民の皆さん、このガイドラインをどう考えますか?

 驚くべきことに名護市辺野古の新基地建設に

対する抗議活動で、威力業務妨害の罪にわれ

た沖縄平和運動センターの山城博治議長の弁

護側がこのガイドラインを証拠請求しところ那覇

地裁は却下しました。同時に提出された山城議長の長期勾留などを批判した国連特別報告者の

デービッド・ケイ氏の報告書も却下されました。

 この事態は人権を守るべき司法の役割を放棄

したに等しいのです。

上記に照らすなら新基地建設などに抗議する市

民の活動は国際的にみて正当性がありますし、

逆に政府が東村高江や辺野古で行ってきた警備活

動はガイドラインに反します。

 辺野古新基地建設に反対する政党や市民団体

でつくる「オール沖縄会議」が「軍事化や米軍基地に

反対する非暴力の取り組み」が評価されドイツの

国際平和団体「国際平和ビーロー」のショーン・マ

クブライド平和賞を受賞することに決定しました。

非暴力の抵抗を続けている辺野古の現場に座り込

む人たちには大きな励みとなっています。

 安倍自公政権は、人権ガイドラインに

 基づいて直ちに弾圧を中止すべきです。

 改憲NO! 軍事基地NO! 

オスプレイも軍事演習もNO!

 

[イベント紹介] 憲法9条を世界に広げよう!9の日行動のお知らせ

<9条大好き>、

 

  <平和が大好き>、

 

   <オスプレイいらない>、

 

     <軍事演習もいらない>

 

 『9・9全国一斉行動を!』

 

  時  9月 9日11:30~13:30

 

  所  JR札幌駅機西口・紀伊国屋書店前
 
  行動  憲法トーク・チラシ配布・署名 

20110110_01[1].jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 9・9全国一斉行動とは?


 「戦争をしないための選択・9条を考える道南

の会」が10数年前に全国に呼びかけているも

ので、護憲ネットワーク北海道として結成以来、

毎年取り組んできました。

 2014年7月1日に安倍政権が集団的自衛権

行使容認の閣議決定を行ったことに危機感を

抱いて護憲ネットワーク北海道が市民団体に

呼びかけて実行委員会を結成しました。

 

 参加団体は、

護憲ネットワーク北海道、

高崎法律事務所9条の会、三人会、

改憲阻止労働者・市民行動、市民の広場さっぽろ、

日本の戦後責任を精算するために行動する会、 

第9条の会・オーバー北海道、市民自治を創る会、

I女性会議など11団体。

 

 実行委員会では、2014年9月9日以来、毎月9日

に札幌駅西口紀伊國屋書店前などにおいて、

マイクで市民に呼びかけ、チラシを配布し、署名行

動などを行っております。

 

 9月9日を<平和の日>と位置づけて

<改憲阻止><9条を護ろう>

<戦争法廃案><共謀罪廃案>の声

を響かせようではありませんか!

多数の団体・個人の参加を要請します。

 

 ☛ チラシを配布する場合は最上段に

集会名(憲法9条を世界に広げよう!憲法9条を市民の

手に取り戻そう9の日行動)を入れて下さい。

 スピーカー(スパー携帯スピーカー2台プラス1台)

☛ 一団体 500円のカンパをお願いします。

 

憲法9条を世界に広げよう!憲法9条を市民の手

   に取り戻そう!実行委員会

 

共同代表 高崎暢弁護士、瀬尾秀幸 事務局 吉井 健一

  連絡先 事務局 吉井健一 携帯 090-8895-9602

慟哭の丘

53667610[1].png     プロローグ      

オッパー(お兄さん)ー

オッパー                

53667610[1].png オッ・・・                   
         
オッ・・・

アー、アー、アー    
             
どうして、こんな軽い、細い骨に

優しいオッパーが、こんな細い骨になったの。

アボジも、オモニも、どんなにオッパーを待っていたのか。

オッパーの帰りを 待って、待って、待って、待っていたのに。

アボジは、闇夜に怨の矢を射たのに。

オモニは、満天の星に祈ったのに。

アボジの涙は枯れて、肉体を干したの。

オモニの涙は、漢江を溢れさせたの。

オッパー、此処は祖国です。

祖国に還って来たんだよ。

祖国の土だよ。

オッパー、オモニに会ってください。

オッパー、アボジに会ってください。

アボジ、オッパーが還ってきました。

オモニ、オッパーの遺骨ですよ。

アボジ、オッパーに故郷の話をしてあげて下さい。

オモニ、オッパーの遺骨を抱きしめてあげて下さい。

二人で、オッパーにたくさん、たくさん語ってあげてください。

オッパー、アボジと、オモニと話してください。

オッパー、

オッパー

オッパー

オッ・・・

オッ・・・                   
     
アー、アー、アー            
 

               故   郷

アボジのお墓は、何を語るの 

オモニのお墓は、何を告げるの

故郷のお墓に供えた野菊は枯れ果てて、

故郷の土は、子守の辛さに蹴った色 

故郷の土は、草取りの虚しさに落とした涙の色

故郷の土は、キムチも漬けられず飲んだ唾の色

故郷の土は、淋しく悲しい私の命

故郷の土にかえしてあげることも出来ずに

望郷の丘で涙するだけ。           

 

        ア リ ラ ン

アリラン、アリラン、アラーリーヨ

室蘭光昭寺、本堂に響き渡るアリラン

「おじさん、ごめんなさい。」 

小学生の謝罪の声    

時を越えた市民の意志、

市民に訴える声   

厳寒の気を溶かし、カンパを入れる暖かい心

読経は、悲しみを新たにする。

セピア色の写真は語る。  

生の証を。

アリラン、アリラン、アラーリーヨ 

赤平宝性寺、静寂を破る嗚咽 

自分と同じ年で生を断ち切られた強制労働者              
                
歴史の真実に想いを来たし  

涙する日朝の高校生達。

亡骸の声を聞く。

苦を、餓えを、

亡骸に語りかけた読経の時よ

埋葬許可書のあせた色よ 

ニュースの背景を語る徴用者アリラン

月は高く上がり・・・

涙の中に響く、徴用者アリラン

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    薦 度 斎

 

明盡和上

鄭英得霊駕よ、

李延基霊駕よ、

具然錫霊駕よ、

趙龍文霊駕よ、

 

 

15、16、17と・・・・

父母の懐で、たくさんの慈しみを必要とする歳に

異国の地に強制連行され、

労働を強制され、

寒さに震え

空腹の辛さに浸され

父を、母を、兄弟を、姉妹を想い

涙も枯れて

艦砲射撃に、病に命を奪われて

霊駕達よ、

あなた達を思うと

わたしは、息が詰まり、胸が張り裂けるのです。

誰がその若さを、命を償えるのですか。

花も咲かすこともなく

家庭を持つこともなく

異国の地で悔しくも命を失っただけでなく

死して九天を彷徨って63年ぶりに帰郷されました。

加害者の日本政府も日本企業も返還しようともせず、

大きな責任のある韓国政府も返還の労を執ろうともせず、

日本の良心的な宗教者と市民が

人の霊駕をお連れしてくれました。

恥ずかしさを感じながらお礼を申し上げます。

63年の歳月を涙と悲しみで過ごされたご遺族の方々は、

どんなに恨みがつのり、大地を叩いたことでしょう。

ご遺骨を抱いて、お気持ちは少しは楽になったでしょうか。

そのお気持ちになってこそ、

九天を彷徨った霊駕達のお心も安まるでしょう。

お母さんを懐かしんで血の涙を流した霊駕よ

もう安らかに永眠してください。        

 

      エピローグ


名前を奪われ、生を断ち切られた若人達

 
徴用した企業と政府の責任は、過去の者達に転嫁された中で

渡された未払い証明書は、何処へいくのか。

60有余年を経て手渡された父への手紙。

読経が流れ、鉦がなり、笙が響き渡る

鈴は、人々の心を打つ

供えられた花は、   

ひとひら、ひとひらと心の襞に染みいる。

本堂に、納骨堂に、墓地に

ナムアミタプ、ナムアミタプ。 

「ごめんなさい。」

「カムサハムニダ。」と、 

謝罪と感謝の言葉が行き交い

和解の一歩を踏み出した。     

野山に、海に、路端に、寺院に 

残る遺骨は、幾千、幾万。 

遺族の老いは、日々重ねられる

慟哭の丘に。                                                      

           

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2008年2月28日、韓国望郷の丘に強制連行・強制労働で亡くなった人々の御遺骨を奉還した。

写真は、望郷の丘入り口

返還された御遺骨は


室蘭輪西の光昭寺に残されていた

鄭英得(チョン・ヨンドク)さん   死亡時年齢  16歳
 
李延基(イ・ジョンギ)さん    死亡時年齢  15歳
   
具然鍚(ク・ヨンソク)さん    死亡時年齢 17歳
いずれも亡くなったのは10代の若者たちであった
赤平の宝性寺に残されていた
 
趙龍文(チョウ・ヨンムン)さん  死亡時年齢 39歳
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てつろ

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   鉄路の小さな石は

     巨きな車輪に跳ね飛ばされ

     鉄路は、ただ車輪の音を響かせて

     鉄路は、車輪のうなりを響かせる

     おじいも、おとうも、おれも

     鉄路の輝きと錆が

     枕木の暖かさと

     汽笛の音が

     懐かしい子守歌


     遠くに 近くに聞こえる駅のアナウンス

     乗降客のさざめき

     煙を吸い、風に吹かれた群青の帽子

     汗にまみれたなっぱ服

     純白の雪に取られた長靴

     砂利をはじくツルッパシ

     ドッ、ドッ、ドッと躰を震わせて埋まりゆく小さな石

     ひたひたと迫り来る歩みに鳴る鋏

     ドサッ、ドサッと雪にしなるスコップ

     煙にまかれ息も絶え絶えに投げ入れる黒い石

     輝く釜は、太陽と化す

     すり鉢の底の踏切にこらす眼

     エー駅のエックス地点に止まる列車

     炎天下、黄害にまみれて巡る鉄路

     巡り来る破られたビロードの緑の椅子

     忘れられた網棚の学生鞄を掴む腕

     鉄路の小さな石は

     巨きな車輪に跳ね飛ばされ

     「祝福された産声」は、おとうの仕事を思い

   おかあの胸をつぶす

   紅葉の掌に刻んだ「十五の春」

   破られたちいさな、小さな安逸と胸達

   幼子の叫びは、鉄路に錆びつき

   愛し子の涙の訴えに凍り付く答え

   取り上げられたガソリンカード

   情を断ち切る風評

   狭い官舎を墨色に染め付け

   暖かな言葉は天井に張り付き 

   冷えたストーブから飛び交う怒声

                    

   鉄路に砕けた小さな石は、アスファルトを巡り

   断ち切られた鎖を結ぶ 

   訪ぬる人々の眼に鉄路の輝きを見る 

   増えた白髪に枕木の暖かさを感じ 

   たたかいの報告は、汽笛の音を響かせて 

   廃線にも鳴り渡る 

   羊羹は、怒声を溶かし心に甘える

   ピンセットで除かれた錆びついた心は

   「一夜干し」と化す

   海の香りを運ぶホタテは、風評を深海に沈める

   群青の帽子を夫の手に 

   遺骨を包むなっぱ服 

   凍てつく故郷を輝かさせる釜 

   狭い事務所に方言が飛び交い明るい喧噪

   結んだ腕にジュラルミンの盾も裂かれる

   北の国から発信される心  

   南の国から呟かれる心の襞

   細いかいなも太い腕も廃線を越え   

   おじいに、

  おとうに

   おれに、      

   おばあに、 

   おかあに、

   愛し息子に、 

   愛し娘に、 

   鉄路の輝きと錆を 

   枕木の暖かさを  

   汽笛の音を  

   取り戻す

 

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2002年 8月10日 稚内闘争団訪問にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 希 求

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    プロローグ    

  米軍キャンプの暗がりで

  拾った民主主義

  昼と夜の間を彷徨う国民主権

 鉄条網に保護された自由

 いくさばの時を埋めるのは一粒の米

 パンを求めて集い来る旗竿   

 バラックの壁に聞く  

 創憲のいぶき

 餓えた人々を惑わす雑炊の匂い

 キャンパスに漂う硝煙の誘惑

 法のバイブルに忍び寄るキャピタルの音

 安住と安逸が同居して     

 転がる歴史

 バーボンの香と脂粉の匂いをカクテルし

 ブルーノートは、語りかける  

 紫煙は、硝煙と化しアジアを駆けめぐる

 教室の片隅でつぶやく眼

 校舎を犯す権力 

 追い立てる小さな大人達

 組み合った細いかいなは、指摘する

 人の上に人をつくり、国の下に国をつくる

 期待される人間像

 校長の頭上に舞った返上書

 手当は、扉の上と下を行き交う

 団結から転げ落ちたいのち

 議論は、沸騰し教卓を叩く

 制度を超越するたたかいの輪

                       

       Ⅱ 

 差別は、校門から出発し、ビルデングの壁に張り付く

 窓ガラスに問われるしょうがいしゃ

 空けられた堤に展望する

 やさしさと暖かさ、   

 人として

                      

       Ⅲ

 聖職者の碑に市民の自由を     

 労働者の息吹を     

 縦糸に法の精神を     

 横糸に抵抗の芽を  

 行間に埋め込まれた管理手法 

 萌芽は訪ね歩く    

 人々の心を

                               

    エピローグ                             

 墨塗られた教科書に託された民主主義   

 編まれた瞬間から生まれいずる番外地    

 復古のたくましさ   

 勅命に換わる職務命令     

 はぐくまれる心に撃ち込まれる劣化ウラン弾  

 硝煙の中から出発する心   

 弾圧の下から燃え上がる心 

 黄昏から暁に吠える     

 北の大地にふる氷雨は         

 落ち穂を洗い、     

 史実を探り出す

 ひとしずく、ひとしずく 

 いちまい、いちまいと  

 硝煙を和ませ     

 萌芽にしみいる    

 涙を訪ねる        

 ぽたり、

 ぽたりと。

<注・この詩は、札教組(北教組札幌支部)運動の大先輩であり、

小生が専従執行委員(法制部担当)当時、法制部長として「たた

かいの中から権利を」を編集してくれた大森隆弘さんに捧げたも

のです。

 大森さんは、憲法問題や法制度に詳しく、しょうがい児教育の

指導者でもありました。詩にもあるように「中教審答申」に基づく

「主任制度」反対闘争先頭に立ってたたかわれた先輩でもあり

ました。小生が新米執行委員当時、オルグ活動の神髄を示して

くれたことを思い出します。 

 退職も間近いあるとき、「吉井君、我々の抵抗は長生きして政

府を困らせることだよ。」と、述べていました。しかし、退職2年後

62歳で黄泉の国に旅立ってしまわれました。

<立花創瞼はペンネームです。本名・吉井健一1946年2月小樽に生まれる。

量徳小学校・松ヶ枝中学・緑陵高校・教育大を卒業し滝上町、丸瀬布町、札幌

市などで小学校教員として勤務し退職、現在素浪人??>

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還暦の朝

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 澄み切った青空は語る

 六十年前のあの空を

 動き出した街のざわめきは語る

 広島の阿鼻叫喚を   

 ビルの陰は語る   

 長崎の黒い雨を

 「戦争をする普通の國」を 

 しばふが肌を刺す

 靖国の英霊は嘆く    

 天皇制の残滓を

 バブルは指摘する  

 労働時間二千百時間を 

 労働災害の多発を 

 自殺者三万人超を  

 再建法は映す    

 血税を自在に注ぐ人々の眼を

 民営化は協働を喰らい、

 人々の命と時を喰らう   

 土の香りと息吹は消え

 ふるさとの記憶はビルの壁に塗り込められた

 グローバリズムは社会を席巻し、豪語する  

 人の命は軽く、資本は重たいと  

 憲法は希求する 人らしく生きられる社会を

 教育基本法は期する 人らしくはぐくめと  

 還暦の詩は、人々に呟きかける  

 六十年前のあの空をと   

 札幌の街は喧噪に包まれ   

 職場に急ぐ人々で埋まっていく

 被爆六十年は終わり、2005年八月六日が始まる

                                                                      

   <2005年・大通りダイインにて>        

平和の碑

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 ざっくりと切り揃えられた頭髪と

 強く握りしめられた拳は

 冷えた素足は、何を語るのか

 静かな表情は、何を語りかけるのか

 座って下さいと、隣の椅子を空ける少女像、

 今も尚、「売春婦」だったと、嘲笑されて 

 ぜいたくに暮らしていたと非難され、

 二重、三重、四重に人権を侵され続けて

 流した涙は漢江をあふれさせた

 

 七十数年前、

 将校の肉体の奥深く潜む天皇制を視た

 若い獣の歓喜に漂う

 血と涙、死への恐怖

 日本軍の階級のるつぼに陥る少女

 闇の広場から出立する死の行軍

 故郷の草が啼く

 乱れ飛ぶ鉄拳、足蹴り

 日本刀の錆と化す乳房

 銃声と戦車の地響きに

 絶望と憎悪、呪咀の日々

 

 終戦となり

 餓えに餓えながらたどり着いた故郷  

 家族の、凍り付いた眼

 人々の噂、罵倒

 ふるさとを追われ

 農場の掘っ立て小屋で

 薄暗い赤提灯の椅子で

 背負わされた過去は

 再び、三度、四度と、心と体を襲う

 貧困と病魔にとりつかれて

 

 ナムルの家で同僚と口ずさむ唄

 忘れられない過去、

 青春の証明

 "あいたさ見たさにこわさを忘れ"と、籠の鳥

 公表は家族を引き裂く

 社会の除け者として

 訴えもかなえられず

 謝罪も賠償もないまま 

 歴史の爪痕を胸に治め、

 尽きせぬ恨みを抱いて       

 見えない河を渡った199人よ 

 戦争の道具として、もてあそばれて

 再び政治に翻弄されて  

 よわい九十を超えて 

 「平和の碑」は、    

 40人のハルモニは、語る  

 「戦争」をするなと、 

 子ども達に 「平和な世界」をと  

 語りは、同胞を奔らせる

 「慰安所」跡地などに建立される平和の碑、50、60

 オーストラリア・シドニーに立つ平和の碑 !               

 あなたも語る

 幻の「隣の椅子」で

 「あなたの平和」

 「ひとりの平和」

 「ふたりの平和」

 「さんにんの平和」

 「みんなの平和」をと!

                                                                                                                                                                               

      

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ゴボウになった日

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      ゴボウになった日       

 2017年 5月15日  1044日目
 ゲリラ対策車 沖縄800 さ 77ー05の前
  私はゴボウになった。
 茶色い泥に包まれて
 地の底から響いてくる歌声
 県民の怒りに燃える島 沖縄よ
 我らと我らの祖先が血と汗を持て
 守り育てた沖縄よ
 我らは叫ぶ沖縄よ
 我らのものだ沖縄は
 沖縄をかえせ、沖縄にかえせ、琉球にかえせ

 紺色の悪魔にかいなを絶たれ
 泥を落としながら
 金網の前で解かれた

 辺野古の海は誰のもの
 辺野古のジュゴンは何処へ去ったのか
 マリーンブルーは
 テトラポットに脅されて
 マリーンダークと化し、
 サンゴは息絶える
 
 高江の森に響く鎚音
 ヤンバルクイナの鳴き声も途絶えて 
 ヘリパットABCDEF!
 グリーンベルトははぎ取られ
 豪雨に浸されて
 醜悪な泥の海と化す

 

 高江の空は誰のもの
 オスプレイの下で震える
 震える内蔵、震える筋肉
 低周波は、内蔵を 脳の襞を侵す
 幼子の脳は震える 震える
 お父とお母の愛も震える
 おばあとおじいの愛も震える

 

 高江の空は誰のもの
 辺野古の海は誰のもの
 ゴボウになった日
 ゴボウは悲しみに 憤りに
 静かに震えるばかり
 ゴボウになった日
 震える、震える。

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シーサー

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醜悪な色に染められたあぶくに先導されて

美ら海の底にブツブツと沈んできた

ケーソンを想像できるか シーサーよ

悲鳴もあげられず 砕け散って

アスファルトに散った少女の血のごとく

紅く 赤く あかく 昇華する珊瑚

70数年前にとどろいた砲弾の音は、うつつ

朝鮮に、ベトナムに、イラクに、かけあがり 

美ら海から、昇華した魂は、幾千、幾万

民を支えたさとうきびは、風に鳴る 

ガマの奥深くとじこめられた白骨の歌

鳴き声をとがめられた小さな息の音

海猿達のだみ声と暴力を指弾する

機動隊員の足蹴に抗議する老婆の声

時を超えて 所かまわず飛び回る

死霊の竹とんぼにふりあげるこぶし

ウチナーンチュ、ウシェティナイビランドー

シーサーよ、ヤマトンチュに とどろかせよ

ウチナーンチュの たましいを 

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oourawan_dive7O[1].jpg  「米国内でこんな美しい海を埋め立てることは

考えられない」 と驚きの表情を見せた。ポール・マーティ

ンさんは8月10日に辺野古を訪れ、抗議船で海上から工事

現場を確認した。マーティンさんは米国最大の平和団体「ピ

ースアクション」の政策担当で上級ディレクターを担っている。

 マーティンさんが辺野古を訪れるのは3回目。辺野古の浜

のテントでは、ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表から説

明を受けた。抗議船で工事現場を確認したマーティンさんは

「米軍基地があることで日本はさらに危険になる。その上、

新基地建設には日本の国民の税金が多く使われている。そ

れを日本国民の多くは知らない」と指摘した。その上で「米軍

基地の存在が日本を安全にするわけではない」と強調した。

 建設反対の抗議活動について「多くの人が現場でよく頑張

っている。現状を日本国民に伝え、日本政府や政治家に働き

掛ける必要がある」と指摘した。

 マーティンさんは今後、米国内にあるピースアクションの約

100の支部と辺野古の現状を共有し、米国の政治家やNG

O団体にも新基地建設反対に向けて働き掛ける予定だ。

 この日は海上での工事は確認されなかったが、工事に反対

する人たちは抗議船4隻、カヌー18艇で「美ら海を壊すな」と

抗議行動を展開した。ゲート前の抗議行動はなかった。

 

 <日米3000人の参加北海道大演習反対の声!>

 北海道各地では、8月10日から28日まで北海道大演習場

(札幌市・北広島市・千歳市・恵庭市)、上富良野演習場(富

良野市・中富良野町・上富良野町)、矢臼別演習場(厚岸町・

浜中町・別海町)において実施される日米共同訓練について

MV22オスプレイ6機の参加が報じられて以来、中止・反対

の申し入れが北海道知事や防衛省・米国領事館に対して行

われてきた。オスプレイの安全性を問うものや情報開示を求

めてのものである。

 5日にオーストラリアにおいてオスプレイの墜落が報じられ

て以降は北海道各地でオスプレイ飛行中止や共同訓練中止

を求めての集会が開催された。同時に地元自治体に対して

オスプレイ運用反対の態度を明確にするよう要請が相次い

でいる。

 

bbf5ab545d6e824963a30402e352d05d[1].jpg<オスプレイ配備と墜落などの経過>

 米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは2012年10

月、普天間飛行場に沖縄県民の反対を押し切って強行配備

された。13年に沖縄全41市町村長らが賛同し配備撤回を

求める「建白書」を携えて国に要請したが、配備は撤回され

ず、現在も駐留している。

 そして普天間所属のオスプレイは昨年12月に名護市安部

沖、今月5日にオーストラリアで相次いで墜落した。昨年12

月の同じ日には別の機体が普天間飛行場で胴体着陸の事故

を起こし、6月には伊江島と奄美大島で相次いで緊急着陸し

ている。どれだけ住民の生命と財産を危険にさらし続ければ

気が済むというのか。

 今月の墜落事故で日本政府は当初、米側に飛行自粛を求

めていたが、事故から6日後の11日に自粛要請を撤回し、国

内での飛行を容認する姿勢に転じた。

 事故原因が明らかになっていないにもかかわらず、米側の

「飛行再開は安全だ」との説明に「理解できる」と応じた。米側

の言いなりというほかない。主権の存在する「独立国」とは考

えられない日米地位協定に自縄自縛になっている現状である。

 

<沖縄県民大会は訴える!>

 8月12日、沖縄県那覇市の奥武山陸上競技場には、続々と

人々が押し寄せた。灼熱(しゃくねつ)の夏の強い日差しが照り

つける中、トラック中央や客席の木陰を埋め尽くした人々は汗を

拭いながら、じっと登壇者の話に耳を傾けた。

そして「NO辺野古基地」「我々はあきらめない」と書か

れた紙を同時に掲げ、思いを一つにした。

 沖縄への過重な米軍基地負担とそこから派生する事件・事故

に抗議し、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への

新基地建設に反対する「翁長知事を支え、辺野古に新基地を造

らせない県民大会」には、主催者発表で約4万5千人が集まった。

 会場には小中学生の子どもを連れた家族の姿も多く見られた。

開催された12日は3連休の中日に当たる。夏休み中の子どもと

海や山、川などの行楽地に出掛け、一緒に遊ぶ絶好の機会だっ

たろう。それなのに県民大会に多くの家族連れが足を運んだのは

なぜか。大会宣言にあるように、日本政府が「沖縄の民意を圧殺

し続けている」状況を打破し、敢然と立ち向かう意思を示すために

ほかならない。親たちは未来を担う子どもたちに、そのことを感じ

取ってほしいと願ったのだろう。

 裏を返せば、沖縄の置かれた状況があまりにも理不尽で、自己

決定権が踏みにじられた極めて危機的な状況に置かれているこ

とを意味する。沖縄県での県民世論調査で毎回7~8割が反対を

占める辺野古移設について、政府は建設を強行し続け、4月から

は護岸工事に着手した。辺野古では連日、青く澄んだ海の中に砕

石が次々と投下されている。

 大会で最も大きな拍手が起きた翁長雄志知事のあいさつのしま

くとぅばの呼び掛けこそ、参加者の共通の思いだ。

 「子や孫のために、先祖の思いを胸に刻み、

命の限り頑張ろう」

 「沖縄の負担軽減」の名の下に日本中で日米共同訓練が強行

されている。この共同訓練こそ、「戦争法」に基づいて行われてい

ることを看過してはならない。「集団的自衛権」の名によって米国

の「戦争政策」に引きづられて行くのである。

翁長雄志知事しまくとぅばに応えよう!

「平和な日本を子や孫に次代の子ども達に引き渡す

ために!」

「現代を生きる我々の生活と平和を守るために!」

 沖縄県民と平和を求める市民と

 連帯を強めよう!