2011年3月アーカイブ

市民救援ネットワーク(仮)が始動

2011年3月16日、札幌エルプラザにおいて仮称「市民救援ネットワーク」が発足した。
北海道の主要市民団体、個人が80名参加し、今回の東北地方太平洋沖地震に伴う被災者、及び福島原発事故被災者を支援するため、何が出来るかを議論する会議が開かれ、幾つかのプロジェクト、数十名の運営委員が決定され、救援に向け行動することが確認されました。

再び転送・・・・M9.0を疑う。

◆破局は避けられるか――福島原発事故の真相

広瀬 隆

2011年3月11日、東北地方三陸沖地震が起こって、福島第一原発1号機で格納容器内の圧力が異常に上昇し、そのあと建屋が爆発。続いて3号機も同じく爆発。さらに2号機は、格納容器内にあるサプレッションプール(圧力抑制室)が破損した。破損が進めば絶望的な破局に向かう。これと並行して、日本人の頭の上に大量の放射能放出を始めた。一体、何が起こったのか。

北海道岩内原発研究会代表 斉藤武一さんの講演要旨が手元に届きました。
転載させて頂きます。

2011年3月16日

日本の悲劇 -東北巨大地震と福島原発

~本当のことを何も知らされない日本人~

北海道岩内原発研究会代表 斉藤武一

はじめに

太平洋沿岸に並んでいる10基の福島原発が次々と深刻な状態になっている。どんなことが起きているのか、日本人は何も知らされていない。さらに、これから起きる本当の悲劇のことも何も知らされていない。今もなお、電力会社と政府と原子力工学の専門家とマスコミは、本当のことを国民に欠くし、国民をだまし続けている。

ネット上で幾つかの情報が飛び交っている。政府は、「信じるな」と何度も警告するが、残念なことに数日を待たずそれが事実であることが実証されている。

  1. 第3号炉はプルトニウムとウランの混合燃料(MOX)で、非常に危険である。
  2. メルトダウンはすでに始まっている。爆発は時間の問題。第一原発の燃料はチェルノブイリの5~6倍有る。この情報は本日届いた以下のメールを参照して欲しい。
    • ---------- 転送メッセージ ----------
      件名: [wsfj 11961] 自衛官が「爆発を遅らせることしかできない」
      フリーライターの島田健弘さんが、被災地入りしている自衛官と携帯メールでやり取りした中で、福島第一原発は14日からメルトダウンが始まっており、爆発を遅らせることしかできないとの書き込みあったことを知らせてくれました。
      なるべく多くに知らせて欲しいということなので、転送いたします。
      ちなみに、福島第一原発の燃料は、使用済み燃料を含めるとチェルノブイリの5~6倍あり、しかも3号機はプルトニウムなので爆発するとかなり大変なことになります。
      <転送ここから>
      (私=島田健弘さんです)
      ===================
      3/14 20:10
      (私)
      救助活動中か。原発はどうなってる?
      (自衛官)
      逃げろ。出来るなら今すぐに。
      3/14 22:28
      (自衛官)
      嫁さんだけでも西日本に避難させとけ。
      逃げ遅れた被災者は悲惨だぞ。
      3/15 1:30
      (私)
      メルトダウンするってこと?
      スマン。もう少しくわしくきけるか?
      いま被災地?
      (自衛官)
      メルトダウンは昨日からしてる。
      化学防護の部隊が踏み留まって頑張ってるが、爆発を遅らせることしかできないらしい。
      もう現場の一人は死んでるという噂。
      被災地は酷い。死体だらけで酷い匂いだ。2日寝てないのでもう眠らせてくれ。
      とっとと避難しとけ。

このメールが事実を伝えているかはわからない。しかし、この間の経緯は枝野の(安全であると言う)政府発表は尽く否定されてきている。「事実でない」事を切に祈るしかないだろう。
ちなみに、チェルノブイリの爆発では(爆発後の対応であったが)避難範囲は30Kmであったかと思う。政府も爆発後に避難させるつもりなのだろうか。

ちなみに、プルトニウムの毒性(放射線毒性)は、「角砂糖が五個で日本人全員、日本の住んでいる人口全員の致死量」(川田龍平参議院議員)とのこと。

3月6日、山内亮史さんを迎え、お話しを伺いましたが、その5日後、不安は的中しました。
以下ビデオは、森住卓/広河隆一氏の現地リポートです。(音声、映像共に状態は良くありません。)
文章共に転載します。

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最新動画【原発事故】
  計器メーター振り切れ、放射線測定不能(14分)
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フリーのフォトジャーナリストなどでつくる「日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)」のメンバー5人と雑誌「DAYS JAPAN」編集長の広河隆一さんは13日、福島第一原発付近の放射線量を計測したところ、携帯していた計器のメーターが振り切れ、計測不能だったことが明らかとなった。
 
福島原発の取材のため、この日、双葉町に入ったのは、フォトジャーナリストの山本宗輔さん、森住卓さん、野田雅也さん、豊田直己さん、綿井健陽さん、広河隆一さんの6人。前日に郡山に入り、13日、既に避難地域となっている双葉町に入った。
     
午前10時20分時双葉町役場玄関付近で放射線を計測。すべての測定器が振り切れた。更に午前10時30分頃 双葉町厚生病院玄関前で計測したところ、ここでも、すべての計測器が振りきれたという。
 
使用した計器は「BEIGER COUNTR DZX2(上限は1000マイクロシーベルト/時)」と「VICTOREEN 209-SI(上限は10ミリレントゲン/時以上)」及び「MYRate PRD-10/1(上限は9.9マイクロシーベルト/時))の3台。上限を超えているため、正しい値を確認することはできなかった。
 
原子力問題のスペシャリストでもある広河隆一さんによると、2月末のチェルノブイリ原発取材で、事故炉から200メートル付近で計測した値は4ミリレントゲン。事故炉から4キロ離れた、プリピャチ市で計測した値は0,4ミリレントゲンで、いずれも今回の計測が上回っており、非常に高い水準にあるという。
  
しかし、取材の途中、役場などで避難していないと思われる住民と遭遇。
また帰路の国道288号線でも、多くの住民が双葉町の自宅に戻っているところを目撃したという。ほとんど住民が双葉町の高汚染について知らず、植物に水やりをしたり、服を取りに帰る途中だった。中には子どもを乗せた車もあった。
取材班が車を止め、長時間の滞在は危険であることを知らせた。
半径二〇キロ圏内立ち入り禁止の表示も、検問もなかったという。
 
広河さんは、余計な被ばくを広げないためにも、政府がきちんと情報提要すべきだと話している。

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3月6日、山内亮史さんを迎え、幌延町で進行している「高レベル放射性廃棄物」を処理施設の問題についてお話しを聞きました。
まず、幌延に廃棄する事を前提に進められてきた経緯、たびたび出てくる強権的発言などの経過が話されました。
山内さんは、「科学技術ニヒリズム」がこの計画の根底に流れていることを指摘されておりました。「今が良ければ良い」という、未来を考えず目先の利益のみが追求され。危険性に対する欠落した姿勢や地域の経済や安全性に関心が向かない。そうした姿勢が、幌延の問題に流れていることが、特に感銘を受けたお話しでした。