2012年11月アーカイブ

<原発と憲法>

        原  発  と  憲  法

                
[ 地震、雷、火事、親爺]と、

昔からの言葉があるけれど本当に地震は、怖い。           

それよりも怖いのは、福島第一原発4号炉原子力建屋!                         昨年のプールから生じた水素爆発で、                                    ほとんど骨組みしか残らないほどの大崩壊。                                 傾いて倒壊寸前のこの建屋のプール。                              
プールには、使用済み燃料棒1500本以上が入っている。                        稼動原子炉で使用される3倍の量。                               
傾いて倒壊寸前の建屋のプール。 

                               
東電は、「補強したから大丈夫。」と言うが、実態は何本かのつっかい棒を入れただけ。       燃料棒取り出しクレーンは、地震で破壊されたまま。                            交換しょうも高放射線の中でクレーン設置は困難。                             昨年3月11日事故以来、余震は何度起こったか。                             幸い震度7などの大地震は今のところないが?                               震度5~6の中地震が続発している。                                     この中地震により、脆弱な倒壊寸前の建屋のプールはどうなっているのか?              中地震の続発の中でプールのコンクリートは相当な疲労を起こしている。       

大地震が勃発して・・・                                    
コンクリートに亀裂が入って、水漏れを起こしたら?                             冷却水が少なくなり、沸騰してゆけば、                                    燃料棒の金属そのものが燃えだし、                                      大量の燃料棒が一挙に大気中で燃える。!!!                              もう、手が付けられない。                                            致死量を超える放射線によって・・・                                      急性放射性障害・・・                                               バタバタ人間が倒れていく。                                          東電社員も原発労働者も逃げ出す。                                      1号炉は、2号炉は、3号炉は どうなる?                                  東京どころか、日本中が、地球全体が?                             

 反原発運動に関わってきたが、54機もの原発建設を、稼働を許してしまった。             その反省と改めて憲法との関係を考察したい。

2011年3月11日の福島第一原発事故以降、現在も尚・・・
空に 川に 海に 地中に                                            ヨウ素、セシウム                                                 ウラン、プルトニウム、ストロンチウム                                      トリウム・・・ETC、ETC、ETC、                                         放射性物質を放出し続けている。                          

       原子力発電は、憲法違反であることは明白です。! >

1,憲法前文と原子力発電 

                             
 憲法前文では、次のように謳っております。                               「・・・われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・                           全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、                              平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・・略。」                   

 福島県民は、当然として近隣県民や日本中の人々が福島原発事故に端を発する放射能汚染の恐怖に恐れおののいております。それだけでなく韓国や中国をはじめ近隣国、否、世界中の人々が福島事故とその後の経過について注目しているだけでなく放射能汚染の恐怖に恐れおののいております。

 事故から1年半を経た現在も尚、空に川に海に地中に放射性物質を放出し続けておりますし、4号炉に併設されている「燃料プール」の強度は低く、何時強い地震により崩壊するか分からない状況です。東電も政府も補強したから大丈夫と述べておりますが、強い放射能汚染の下で十分な補強を行えなかったことは明白であります。海外の学者・議員達も非常に危惧し、警告を発しております。

 このように原子力発電は、国民のみならず、世界の人々を恐怖に陥れ、平和のうちに生存する権利を剥奪していることから憲法違反であることは論を待ちません。 

2,憲法の条項と原子力発電  

    
 「憲法11条基本的人権、12条自由及び権利の保障、13条幸福追求権、25条生存権」等々に違背しています。福島第一原発事故は、政府試算でもヒロシマ型原爆168個分を飛散させたと言われており、事故後の3月21日より7月中旬までに海に流出した放射性セシウムの総量は2,71京ベクレルという途方もない量であったと言われております。水素爆発により放出された放射性物質は広範に飛散して、地元福島をはじめ東北や関東や中部地方に深刻な汚染地域を作り、全国の食品を危機に陥れました。除染しようもない山林野原を汚し、水を 湖沼を 海を 作物を 家畜を 魚を 草木を汚しました。この汚染から完全に逃れる術はなく、外部被曝のみならず内部被曝の危険性さえあることは指摘されているとおりであります。                                  

 故郷を追われた福島県民のみならず全ての国民は、憲法で保障された前述した権利を剥奪されたことは明々白々であります。特に避難を強要された福島県民の精神的・肉体的な負担は図りしれません。政府は、一人の死者も出さなかったと強弁しておりますが、避難できずに置き去りにされて亡くなった人々や将来を儚んで自死を選んだ人々が無数に存在したことは明白です。            避難された人々の話は、涙無しでは聞けません。悲しみの涙と怒りの涙が流れて止みません。 

 政府の責務は、国民の生活を 命を守ることにあるのに被曝を防ぐどころか、加曝を強要したと言っても過言ではありません。しかも現在の国民のみならず将来の国民にも加曝を強要するのでしょうか。この責務を放棄した政府の責任を明確にさせることが必要です。     

3,福島第一原発事故は、企業犯罪!

 
 原子力発電の危険性については、少なくない学者や市民が指摘してきました。原子炉と周辺機器の脆弱性や地震大国日本における活断層の存在を列挙し原子力発電の中止を要求してきたのです。この要求を無視し、原子力発電を強行し続け挙げ句の果てに事故を生じさせた東電の責任は逃れられません。東電による企業犯罪でなくてなんなのでしょう。

 憲法違反に留まらず明確な企業犯罪である限り刑事事件として告訴すべきです。更にこの東電を支えてきた原子力マフィア(原子力村などと優しく呼ぶことは出来ない。莫大な原子力という麻薬の利益に群がるマフィアである。)の責任も明確にすべきです。                      

 原子力基本法、原子力委員会設置法、原子力局設置法を制定し、更にいわゆる電源三法「電源開発促進法」・「電源開発促進対策特別会計法」・「発電用施設周辺地域西部法」を制定し政策として原子力発電を促進させてきた政府の責任は逃れられません。それを支えた官僚、莫大な利益に群がった経済界、「原子力発電の安全性」を「証明」してはばからなかった学者、その「証明」を誇大に宣伝し国民を騙し続けた報道界をも告訴すべきです。                          

 又、前述したように原発事故後も被曝を防ぐどころか、加曝を強要し、早期収束に向けて東電を指導しなかった政府の責任を明確に問うべきです。                             

 北海道・札幌にも放射性物質は飛散してきており微弱であっても健康被害をもたらしております。又、先日は、室蘭沖において漁獲されたマダラから放射性セシウムが100ベクレル検出されたとした報道がありました。この放射性セシウムは、福島原発事故により放出された物であることは論を待ちません。生体濃縮による物であり、100ベクレルという基準値が完全に「直ちに健康への大きな害がない。」としておりますが、その保障はありません。チェルノブイリ原発事故による健康被害によっても証明されております。基準値以下の食物が身の回りに存在していることに大きな危惧を持っております。                                                      

 この様に福島より遠く離れた北海道・札幌においても健康被害を心配しながら生活しなければならないことは、基本的人権、生存権、幸福追求権を侵害するものであり許すことは出来ません。前述したとおり企業犯罪として具体的な法律を適用して処罰されるべきです。                                                   <憲 法 爺 や >

    

        
                            
                    
                                                                                        
               核廃棄物処分と幌延深地層研究所は、今 ? 
   
  ● 日 時 2012年12月 9日(日) 13:40~総会 14:00~ 講演会       

  ● 会 場 教育文化会館305号研修室  (札幌市中央区北1条西13丁目)          

  ● 参加費 500円              

  ◎演 題 「 幌延深地層研究所と核廃棄物!」 

  ◎ 講 師  久 世  薫 嗣  さ ん   
         (核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会・代表) 
                                  
  < 幌延は、今 ! >
  幌延深地層研究所建設状況は、上図のように現在、東立抗と換気立抗は、350メールまで、西立抗は、150メートルまで、140メートル調査坑道と250メートル調査坑道の掘削を  終了しそれ以深と350メートル調査坑道の掘削に掛かっています。           
  今春には、町内の商工会が核廃棄物最終処分場誘致期生会を立ち上げようとして問題になりました。・・・・・・・・・・・・・・・北海道・幌延を核のゴミ捨て場にさせますか?

 <  核廃棄物は、今 ! >                                  
  全国の原発や青森県六ヶ所村には、使用済み核燃料24,000体がプールに貯蔵されております。多くの原発では、その貯蔵プールが満杯になりかけております。使用済み核燃料の他 に使用済み燃料棒の解体後の部品・使用済み吸着材・廃液・雑個体廃棄物などの放射性廃棄物 が大量に各原発に貯蔵されております。          

 その上、昨年の福島第一原発事故で原子炉をはじめ使用済みフィルター・機械・廃液・更に瓦礫を含めて高・中・低レベルの放射性廃棄物を大量に発生させました。これらの莫大な量の核廃棄物をどう処分するのでしょうか。?                                                                                                                                               

        

  青森県六ヶ所村の再処理工場は、故障して何年も稼働しておりません。              

  当然、ガラス固化体も製造できません。それでも維持費が年間、1,100億円も費やすのです。

  福島県の瓦礫などを保管する中間貯蔵所も決まっておりません。?

   核廃棄物の半減期は、十万年と言われております。                          自然界の放射線量に戻るのに百万年です。                                 こんな超長期間、安全に保管・貯蔵出来るのでしょうか?       

   あなたは、想像できます。?                                        

   原発=トイレなきマンション! そのトイレをどうすればよいのか、考えてみませんか。    

   

    どなたでもお気軽にご参加下さい。

    主 催   護憲ネットワーク北海道  TEL 011-709-6212   FAX 011-708-0669
           HP: http:/gokennet.qee.jp/web/

   後 援  北海道平和運動フォーラム