2018年9月アーカイブ


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 沖縄県知事選が昨日13日に告示され、30日に投開票されます。

翁長雄志知事の死去という不測の事態を受けて行われる今知事

選は過去に例のない超短期決戦となります。

 選挙戦は予想通り、前宜野湾市長・佐喜真淳氏(54)と衆院議

員・玉城デニー氏(58)による事実上の一騎打ちとなります。

 自民、公明、維新、希望の各党が佐喜真氏を推薦しました。

玉城氏は政党の推薦を受けない方針です。安倍政権を中心と

する勢力と県政与党を中心とする勢力が激しく対決する構図に

なっています。

 最大の争点は、辺野古新基地建設問題です。

安倍政権による工事の強行に対し、県は8月30日に「撤回」に

踏み切りました。法的根拠を失い、工事はストップしたのですが。

政府は対抗策をとるタイミングを見計らっているのです。そんな

中で実施される知事選でから、遠い沖縄のことだから関係なし

と考えないでください。

この選挙について自らの足元をしっかりと見つめなおしてみ

ませんか。

 『問われる民主主義の質???』

沖縄国際大学の前泊博盛さんはこのように題して全国民に

問うています。

 
  「この国は、本当に民主主義国家か?」

    「この国は、本当に主権国家なのか?」

我々、一人ひとりに北海道民にも問うている。

   沖縄で起きている米軍基地問題は、なぜこれほどまで長き

にわたって解決されないまま放置され、悪化の一途をたどって

いるのか。

再度、この問いを考えてみませんか?

 普天間基地は本当に世界一危険か?

 普天間の危険性除去には本当に辺野古移設が唯一の方策

なのか?

 辺野古移設の費用は、いくらかかるのか?

 なぜその費用は米軍ではなく日本持ちなのか?

 辺野古新基地は、何から何を守るために必要なのか?

 選挙で示された民意は、なぜ無視されるのか?

 地球規模の温暖化の中で、二酸化炭素を吸収する貴重な

サンゴ群は、なぜこうも無謀に破壊され、基地建設が優先さ

れるのか?

 海兵隊の抑止力は、いったい、いつどこで発揮されるのか?

 海兵隊は、沖縄にいまいったい何人駐留しているのか?

 なぜ、本土住民は沖縄に基地を押し付けて平気でいられる

のか?

 なぜ、日本の警察官が米軍基地建設のための警護に駆り

出されているのか?

 前泊教授は、菅官房長官の「普天間基地の危険性除去に

は、辺野古移設が唯一の方法」は二重、三重に噓・偽りであ

ると指摘する。

 その理由は、「本土復帰」以来の45年間の米機の事

故統計にあります。「普天間飛行場」よ「嘉手納飛行場」の方

が30倍もの事故を起こしおります。

  「嘉手納飛行場」=「嘉手納基地」の撤去にいて米軍と交

渉するつもりもないし、交渉してらないものと位置づけられて

いるからです。

 普天間を辺野古に移設したとしても解決にはならいとも述

べています。なぜなら、辺野古を飛び立た米軍ヘリは、沖縄

中いたるところに設置された60ケ所を超すヘリパットでの訓

練を続けることになるので危険性は除去されないのです。

 本当に危険性を除去するのであれば県民が要求してきた

ように「米軍ヘリの住宅地周辺での訓練禁止」や「米軍機の

飛行禁止」こそが「唯一の解決策」ということです。

 県政記者クラブ主催の討論会で、 佐喜真氏は県政が代

わって一括交付金が減額され、県民生活に大きな影響を及

ぼしている」と指摘しました。

 原因を政府との対立や争いを繰り返した翁長県政にある

と責任を転嫁し、「対話を通じて県民を豊かにする」と協調

路線への転換を強調しました。

 玉城氏は新基地に協力的であるかどうかで予算を増減

させるのは、国の責務として実施している沖縄振興策の

趣旨をゆがめ、「地方自治を毀(き)損(そん)する」と鋭く

批判しました。

 予算は「『米軍基地との引き換え』ではない」と指

摘し、「アジアのダイナミズムを取り込んだ」自立型経済

構築を唱えました。

   前述した佐喜真氏の「県政が代わって一括交付金が減

額され、県民生活に大きな影響を及ぼしている」と指摘し

たことは正しいのです。

安倍政権は翁長県政が進めてきた「脱基地経済」の構築

を認めず、「基地依存経済」を迫るために辺野古基地関

連予算や沖縄関連防衛費以外の全ての予算を大幅に削

減させたのです。その辺野古基地建設工事や沖縄防衛庁

の工事に本土・大手ゼネコンが大半を受注しており地元企

業はその下請け・孫請けに甘んじる以外に生き残るすべ

はないのです。

 米軍基地が返還されるたびに跡地の再開発が進められ、

「那覇・新都心地区」に象徴されるように経済効果が基地

経済の8倍から10倍にも達しており、今後も米軍基地の返

還による跡地利用によって地元に大きな利益と雇用拡大

につながるとの期待があるのです。このように翁長知事が

推進してきた「脱基地経済」は着実に成果をあげ、近未来

の沖縄を明示しているのです。

オスプレイなどの事故が起こされるたびに観光客は激減し

ますが、通常の観光客の入込も倍増しており、沖縄経済の

近未来を明るく照らしているのです。米軍基地返還の跡地

利用の大きな柱として「観光地化」が期待されているのです。

 このように佐喜真氏の沖縄予算に関連する発言は、安倍

政権による「沖縄いじめ」の証言そのものであり、「基地経

済」の転換を期した翁長氏に対する冒とくであり、許しがた

いものです。

 北海道において玉城デニー氏を応援するにも限界があり

ますが、カンパ活動や電話かけなど可能なことに挑戦しょう

ではありませんか。

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9・23望月講演会のお知らせ

皆様もご承知のように安倍政権は、憲法を破壊し、

主主義を破壊してきました。

 この度の総裁選に関連して自民党はマスコミに

対して「公平・公正な報道」を要請しました。記事や

写真や掲載面積で「必ず各候補者を平等・公平に

扱うよう」との内容です。報道機関の<自主・自立>

の尊重について自民党はどう考えているのでしょうか。

 「権力を持ち、監視される側の政党が報道に指図

するのは筋違いだ」との強い批判があります。

 これ以上の政治の私物化を阻止し、民主主義の

破棄を許さないために何が求められているか共に

考えてみませんか。

  皆様のご来場を要請いたします。

                              記

日 時  9月23日13:30~16:00

会 場  札幌市教育文化会館

講 師  望月衣塑子さん(東京新聞社会部記者)

演 題  「進む政治の私物化 壊される民主主義」

参加費  500円

主 催  護憲ネットワーク北海道

後 援  北海道平和運動フォーラム